感性を育てる・・・

きのう　テレビをみていましたら　五木寛之さんがNHKで
お話しされていました

最近は　人が殺されたニュースがあっても　人々の反応は　「またか」　で
終わってしまう　　
昔は　みんなが　胸を痛めて悲しんだのに・・・　というようなお話をされていました

私も　ほんとに　その通りだと　思いました

私は　いまだに　悲しいニュースは　胸が切なくなって　張り裂けそうに
なりますので　テレビなどは消してしまいます

ところが　最近は　その残酷な部分を　何度も何度もありありと
テレビの報道番組が　しつこく放送します

犯罪が無くなる方向に向かうような放送の仕方ならばよいかもしれませんが
人々の興味　野次馬感情を刺激するような放送の仕方が多いように
思います

時には　この丁寧な放送を参考にして　同じような事件が続けて
起きたりしています
ますます　人間の感性が　麻痺していくようです

人の苦しみ　痛みに　ほんとに自分のことのように感じて　涙を流したり
そんな人たちが　少なくなってきたのでしょうか　?

私は　ペットをいじめている報道を見ただけでも
もうこんな世の中で暮らしたくないくらい　胸が痛くなってきます

考え込んでいると　うつ病になりうですから　最近はできるだけ
テレビの報道番組も　気をつけて選ぶようにしています
しつこい残酷なものは　見ないようにしています

繊細で感じやすい　ということは　素晴らしいと思うのです
慈悲慈愛の心も　感性から　湧いてくるものです

小さな子供の頃に　一緒にペットを育てたり　お花を育てたり　良い感性を引き出して
あげられるように　子供の教育をしてあげたいものだと思います

子供の頃に　携帯電話の窓ばかり　覗かせていると
感性がそだちませんよ。

と　私は　思うのであります